マイルで無料航空券を!というのは一般的ですが、マイルを使って1つ上のクラスにUpgradeすることも出来ます。
エコノミークラス → ビジネスクラス
ビジネスクラス → ファーストクラス
※エコノミークラス → ファーストクラスはUpgradeできません。
とはいえ、HISなどの旅行代理店で購入した安いチケットでもUpgradeできるのか?
そうは問屋がおろしません。
そんな事をしてしまったら、航空会社は大赤字です。
どういうチケットがUpgradeできるのか?
航空券には、搭乗クラス(エコノミー、ビジネス、ファースト)とブッキングクラス(予約クラス)という2つのクラスが存在します。
航空会社で購入したチケットは、エコノミークラスでも定価に近いものから、○○エコ割など複数の種類のチケットが存在します。このチケットの種別によってブッキングクラスが異なります。旅行代理店で販売されている格安チケットは、ブッキングクラスが下位のものになります。
上記の予約クラスが、Upgradeできるかどうかの判断基準になります。
↓のページを見ると、Y/E/B/M/U/HがUpgrade対象のブッキングクラスになります。(ブッキングクラスHは、海外で購入したチケットだったような・・・。)
ANAのサイトで、羽田<->台北で検索してみました。オレンジで囲った箇所がUpgradeに関する情報が記載されている箇所です。
「アップグレード空席情報を反映」を押すと対象の便のアップグレード情報が表示されます。下記のパターンだと、全てアップグレード空席待ちですね(笑)
運が良ければ、アップグレードできるかもしれません。
ただし、1つ重要な問題があるのです。それは・・・・・。
チケットの料金です。
Upgrade対象のチケットは、とにかく高額なのです。
アップグレード対象のチケットは、約12万円。
アップグレード対象外のチケットは、約6万円。
同じエコノミークラスとのチケットでも、約6万円の差額が発生します。
ちなみに、この区間の同じ日程でビジネスクラスで検索してみたら約13万5千円。
こうなってくるとUpgradeが保障されない12万円より、確実に乗れる13万5千円ですよね(笑)。
なんだよ、Upgradeって机上の空論か?と。
※Upgradeは、100%保障されているものではないのでご注意下さい。
以降の記事は、「アップグレードポイント」を「マイル」に読み替えてもらえると分かりやすいかもしれません。
★概要です
以前、ANA プラチナ会員になったときにアップグレードポイントが8ポイントが付与されました。
※現在のポイントとはルールが違いました。
国際線1路線で2ポイント使うと、アップグレードできるシステムでした。
有効に使うには、日本初の高いチケットを購入しなければならないのは何か違うだろうと思い、色々調べると「海外発券」という方法を知りました。
簡単に説明すると、日本発のチケットでなくUpgrade対象の海外発のチケットを安く買えば、アップグレードポイント(8ポイント)を有効に使えるという事です。
日本で買うと高いので、海外発券をすることにしました。
当時、日本発のチケットしか買ったことなかったので調べてみると、ANAは「シンガポール・バンコク発券」がメジャーらしいと。
ここで私は、シンガポールで発券することにしました。
8ポイント(4路線)分を有効に使って、そこそこ遠いところまで行こうと。
で、発券したルートは以下のようになりました。
SIN - o/NRT - SFO - o/NRT - SIN
SIN:シンガポール
NRT:成田
SFO:サンフランシスコ
長くなりそうなので。本日はここまでにします(笑)