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【2016秋 ヨーロッパ】 ウィーンに行ったきっかけ

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寒波襲来って感じですね。
グーテンモーゲン、ス「マイル」です。

今回の人生初のヨーロッパ旅行(特にオーストリア)に行くきっかけとなったのは、とある小説でした。

ウィーンの冬

私がウィーンに行ったのは秋ですが、「ウィーンの冬」 という国際政治サスペンス小説がきっかけです。

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「プラハの春」、「ベルリンの秋」、「ウィーンの冬」と3部作の小説なのですが、「ウィーンの冬」は完結編となります。

旅行前に3部作をもう一度読み始めた事がきっかけで、ヨーロッパ行きたいからヨーロッパに行くに変わりました。


著者の春江一也さんは元外交官で、チェコスロバキア日本国大使館在勤時に「プラハの春」に遭遇した方です。

3部作を簡単に紹介します。

第1部:プラハの春

ソ連による自由を求める民主化運動「プラハの春」の弾圧・侵攻と、東ドイツ(DDR)人女性カテリーナとのラブロマンス。

★★★★★ 5点(満点)

 

第2部:ベルリンの秋(ベルリンの赤い雨ではありません)

プラハの春後の東ドイツ(DDR)およびベルリンの壁崩壊、カテリーナの娘シルビアとの愛の行方。親子でかよ!的な・・・・。

★★★☆☆ 3点

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第3部:ウィーンの冬(ウィーンの森ではありません)

外交官の弟の謎の死、自暴自棄な堀江。北朝鮮のテロリスト、カルト教団との ・・・。テロの標的は?

★★★★☆ 4点

と、シリーズ物になってます。
これらの本がなければ、ヨーロッパ旅行は実現しなかったと思います。

3部作ですが、オススメは第1部の「プラハの春」です。当時の共産圏の雰囲気、ソ連の影に怯える理不尽な社会の仕組みが感じられる作品です。

興味のある方は、是非!

www.youtube.com

 

プラハの春〈上〉 (集英社文庫)

プラハの春〈上〉 (集英社文庫)

 
プラハの春〈下〉 (集英社文庫)

プラハの春〈下〉 (集英社文庫)