寒波襲来って感じですね。
グーテンモーゲン、ス「マイル」です。
今回の人生初のヨーロッパ旅行(特にオーストリア)に行くきっかけとなったのは、とある小説でした。
ウィーンの冬
私がウィーンに行ったのは秋ですが、「ウィーンの冬」 という国際政治サスペンス小説がきっかけです。
「プラハの春」、「ベルリンの秋」、「ウィーンの冬」と3部作の小説なのですが、「ウィーンの冬」は完結編となります。
旅行前に3部作をもう一度読み始めた事がきっかけで、ヨーロッパ行きたいからヨーロッパに行くに変わりました。
著者の春江一也さんは元外交官で、チェコスロバキア日本国大使館在勤時に「プラハの春」に遭遇した方です。
3部作を簡単に紹介します。
第1部:プラハの春
ソ連による自由を求める民主化運動「プラハの春」の弾圧・侵攻と、東ドイツ(DDR)人女性カテリーナとのラブロマンス。
★★★★★ 5点(満点)
第2部:ベルリンの秋(ベルリンの赤い雨ではありません)
プラハの春後の東ドイツ(DDR)およびベルリンの壁崩壊、カテリーナの娘シルビアとの愛の行方。親子でかよ!的な・・・・。
★★★☆☆ 3点
第3部:ウィーンの冬(ウィーンの森ではありません)
外交官の弟の謎の死、自暴自棄な堀江。北朝鮮のテロリスト、カルト教団との ・・・。テロの標的は?
★★★★☆ 4点
と、シリーズ物になってます。
これらの本がなければ、ヨーロッパ旅行は実現しなかったと思います。
3部作ですが、オススメは第1部の「プラハの春」です。当時の共産圏の雰囲気、ソ連の影に怯える理不尽な社会の仕組みが感じられる作品です。
興味のある方は、是非!