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【2016秋 ヨーロッパ】 Eurail Pass / ユーレイルパスは使い勝手が良かった

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グーテンモーゲン、ス「マイル」です。

2016秋のヨーロッパ旅行、ヨーロッパ内の移動は全て鉄道を利用しました。

それは、Eurail Pass / ユーレイルパス使い勝手が良かったからです!

当初は、飛行機で移動することも考えました。欧州内のエアパスがあるのは知っていたのですが、鉄道より高額、飛行機だと空港を中心に移動・宿泊、予約が面倒そうなので却下しました。

参考にしたエアパス:ヨーロッパ エアパス - Star Alliance

ということで、移動手段は鉄道にしました。
現地で都度購入することも考えたのですが、面倒だし何かいい方法はないかと探していたら、辿り着いたのがユーレイルパスでした。

なぜユーレイルパスだったのか

以下の点が、今回の旅とマッチングしたからです。

  • トラブルに備え、自由度の高い旅にした(旅にトラブルは付き物ですからね)
  • 区間毎に個別で買うのが面倒
  • 5days用を買うと、+1day付いてくる ※キャンペーン適用
  • 利用したい日を選べる

購入は、Webサイトから行いました。
日本語版もあるので、問題なく購入できました。

■公式ページ

jp.eurail.com

■実際に購入したユーレイルパス(オーストリア - ドイツ - イタリア3ヶ国版)

jp.eurail.com

Eurail Pass / ユーレイルパスの実物

個人情報がだだ漏れしてしまうので、ところどころ画像を修正してますがこのような感じのパスです。

購入したのは、Austria - Germany - Italyの3ヶ国版(ファーストクラス)で、385ユーロ(当時のレートで約40,000円)でした。チケットの有効期間は利用開始日(First Day)から2ヶ月有効で、計6日間使うことができます。

パスは、Fedexの国際郵便でシンガポールから届きました。


画面中央のDay/Monthと書かれている箇所に、縦に日(Day)と月(Month)を記入すると利用日となります。
車掌さんにPassを渡すと、刻印のスタンプを押してくれます。
※ボールペンで書かなければならないので、記入ミスにはご注意を!!!!!

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Passの下部には実際に使用するルート、利用日時・From(乗車駅)・To(降車駅) を記入します。右の「Control area」欄も、スタンプが押されます。

それにしても、私の字は汚いですね~(涙)

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上の画像の字があまりにも汚いので、区間だけ下に一覧で記載します。

Eurail Passで利用した区間一覧

(1)  Franfurt(フランクフルト) → Köln(ケルン) ※スタート(ドイツ・フランクフルト)
(2)  Köln(ケルン) → Frankfurt(フランクフルト)
(3)  Frankfurt(フランクフルト) → Würzburg(ビュルツブルグ)
(4)  Rothenburg(ローテンブルク) → Steinach(シュタイナッハ)
(5)  Steinach(シュタイナッハ)  → Ansbach(アンスバッハ)
(6)  Ansbach(アンスバッハ) → Nürnburg(ニュルンベルグ)
(7)  Nürnburg(ニュルンベルグ) → München(ミュンヘン)
(8)  Hauptbahnhof(ミュンヘン中央駅) → München(ミュンヘン)
(9)  München(ミュンヘン) → Innsbruk(インスブルック) ※ドイツからオーストリアへ
(10) Innsbruk(インスブルック) → Verona(ヴェローナ) ※オーストリアからイタリアへ
(11) Verona(ヴェローナ) → Venezia(ヴェネチア)
(12) Bologna(ボローニャ) → Rosenheim(ローゼンハイム) ※イタリアからドイツへ
(13) Steeg-Gosau(シュテーグ・ゴーザウ) → Wien Hbf(ウィーン) ※ゴール(オーストリア・ウィーン)

 

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実際には、Eurailを使わずに別途発券した区間もあります。

(11)-(12)の間に、Venezia(ヴェネチア)からBologna(ボローニャ)に移動したのですが、この区間はユーレイルパスを使わず、「.Italo」というフェラーリレッドの鉄道を利用して移動しました。車内はカーデザイナーで有名な、ジウジアーロが手がけてます。まさに、鉄道版フェラーリです。
※ユーレイルパスでは「.Italo」は、利用できません

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Anzola dell'Emiliaにて
 

www.italotreno.it

 

実際に鉄道に乗るときですが、ユーレイルパスは対象の鉄道に乗車する権利を有するだけのチケットだと言うことです。乗ったはいいが、満席で座れないということもあります。実際には、以下のように対応しました。

■ドイツ DB(ドイツ鉄道)
■オーストリア ÖBB(オーストリア連邦鉄道)

席を予約してなかったが、空いている席に座ってても特に問題なかった。
※座れないリスクがあり、実際に座れなかった事が一度あった(笑)。

席を予約した路線もあり、車内改札時にユーレイルパスと印刷した座席予約の紙を提示した。

■イタリア  TRENITALIA(イタリア国鉄サイト)

Webで座席指定を予約・印刷、車内改札時にユーレイルパスと印刷した座席指定の紙を提示した。
Webから7~11ユーロ/席ぐらいで座席指定だけできた、と記憶してます。

予約が必須となる鉄道もあります。

 

今回は宿泊地だけ決めて、行き当たりばったりの旅立ったので、都度座席指定を行いました。

 

まとめ

ユーレイルパス購入に向いている旅

  • 数か国の旅で移動距離がある
  • 都度チケットを買うのが面倒
  • 使いたい日を自由に選べる

でしょうか。
※あくまで個人的見解です。

個人旅行でヨーロッパに行く予定のある方で、鉄道の旅を考えている方はユーレイルパスを検討してみてはいかがでしょうか。

ユーレイルパスでよく言われるのは、元は取れるのか?という話です。
これに関しては、別途記事にしようと思います。

おまけ

現地でチケットを印刷したい場合の対処法

旅行中に印刷?!と思った方、ビジネスコーナーにプリンターがあるから平気平気!と、普通は考えますよね。

世の中、ビジネスコーナーが無い安いホテルも沢山あります。

そういう場合は、フロントにメールアドレスを教えてもらって、印刷したいファイルをフロント宛に送って印刷してもらってください。もしくは旅に出る前に、滞在先のホテルにプリントができるか確認をしておきましょう。
※HOTELのフロントに、印刷をお願いするレベルの英語は必要です(笑)。
※Webから予約したチケットは、PDFファイルで発行されました。

日本にあるRAIL PASS

日本にも似たような仕組みがあり、JRグループ6社共同のJAPAN RAIL PASSと言うものがあります。※日本に住んでいる人は購入できません。

www.youtube.com